電話占いに依存している(占いジプシー)、電話占いをやめたいときに考えること

占い好きの人は多いですが、中には依存してしまうケースもあります。

電話占いは便利なので利用しやすいですが、依存になってしまうとなかなか抜け出にくくなります。

ここでは、電話占いに依存しやすい人の特徴を紹介していきます。

さらには、電話占いの依存を止めたい理由、止めたくても止められない理由、やめる方法なども解説していきます。

電話占いに依存しやすい人の特徴

プライドが高い

プライドが高い人は、自分の弱みを他の人の見せたくないと感じています。

そのため身近な人に悩みを打ち明けることができず、1人でストレスを抱えがち。

電話占いは匿名で利用できるので、他の人に話せない代わりに、電話占いに依存してしまう傾向があります。

悩みがあるときは、人に話を聞いてもらうだけでも心がスッキリします。

しかし、プライドが邪魔をして、実生活では悩みを話すことができません。

何かある度に電話占いに頼るようになり、気づけば依存してしまうということがあります。

周りにいる人に自分の弱みを見せたくない、でも誰かに話を聞いてほしいと考えている人は注意しておきましょう。

自分の考えを持っていない

特にこだわりがなく、人に流されやすい性格の人など、自分の考えを持っていない人は電話占いに依存しやすいです。

電話占いで相談をすると、占い師は出た結果を伝え、現状を良くするためにアドバイスをくれます。

自分の考えをもっていないと「〇〇だからこうした方が良い」「あなたは〇〇な性格」など言われると全てそのまま信じてしまいがち。

占いとは、出た結果を参考にして、これからどうするのかを自分で考えるものです。

占いはあくまで占いですが、自分の考えをもっていないとまるで全てが真実かのように錯覚してしまうことがあります。

行動や思考回路などが占いに支配され、いつしか占いがないと何もできないような状況になってしまうこともあるので注意しましょう。

電話占いで当たった経験がある

電話占いで当たった経験がある人は、電話占いに依存しやすいです。

運命の人との出会いがあると言われた時期に良い人と出会った、復縁できると言われて本当に復縁できたなど。

占いは半信半疑で試す人も多いですが、当たった経験があるとどっぷりハマってしまうことがあります。

もちろん占いは当たることもあれば外れることもありますが、「信じられないくらい当たった」という経験があると印象に残りやすいです。

生きていると色々な悩みがあるので、その度に占いで当たったことを思い出し、解決するまで何度も何度も占ってしまうことに。

また当たるまで様々な占い師を試すようになり、気づけば依存してしまうということもあります。

電話占いの依存からやめたい理由

友達を失う

電話占いに依存してしまうと友達を失いやすいです。

占いに依存している人は占い師に行動を左右されやすいため、今までとはまるで違う人のようになってしまうこともあります。

「運気が悪いから今月は大人しくしていた方が良い」と言われれば外出しなくなり、友達の誘いを断ることも。

占い好き程度であれば良いですが、依存までいくと友達も何かしらの違和感を覚えるようになります。

なんとなく遊びに誘いにくい雰囲気になり、連絡が途絶えてしまうことも。

悩みを抱えていてなおかつ占いに依存している人は、1人の時間を作りたがります。

スピリチュアルな世界にハマったり、占いサイトをチェックしたりなど、1人になりたがるという特徴があるので友達を失いやすいですよ。

お金が掛かってしまう

電話占いに依存しているとそれだけお金がかかります。

依存していないときは何かがあれば相談する程度ですが、依存していると小さなことでも相談したくなります。

「明日のデートはどんな洋服を着たらいいのか」「これから好きな人に電話をしたいけど何を話せばいいのか」など。

電話占いはそんなに高額ではありませんが、何かする度に占い師に相談しているとそれなりの金額になります。

気づけばお小遣いの範囲を超え、給料のほとんどをつぎ込んでしまうというケースも。

電話占いをするために食費を削ったり、家にあるものを売り払ってお金にかえてしまったり。

中には借金をしてしまうこともあるので、金銭的な理由で依存を止めたいと考えてしまう人も多いです。

電話占いをやめたいのにやめられない理由

当たらないから悩みが解決しない

やめたいのにやめられない理由の1つは、「占いが当たらないから」です。

占いに依存した人はもともと悩みがあり、その問題を解決するために相談を始めたというキッカケがあります。

しかしいつまで経っても当たらず、問題が解決しないのでそのまま依存してしまうという理由があります。

占いが当たって悩みが解決すれば、もう占いをする必要がありません。

しかし当たらないので解決するために何度も相談し、電話占いから抜け出せなくなっているのです。

中には、当たる占い師を探すために、占いジプシーになってしまうことも。

「この問題が解決したら占いから卒業しよう」と考えはいても、いつまでも当たらず解決しないのでズルズルと占いをしてしまうケースも多いです。

占い結果も現実も受け入れられない

誰にでも理想の生活がありますが、そう簡単に理想の生活を手に入れることはできません。

誰でも何かしらの不満や不安をもって生活していますが、依存している人は現実を受け入れることができないのです。

また、現実だけではなく占いの結果を受け入れることができないことも。

自分の理想の結果が出ないと不安になり、満足する回答を得られるまで何度も占いを繰り返してしまうこともあります。

つまり、占いで出た結果も現実も満足することができず、どちらも受け入れることができません。

現実はそう簡単に変えることはできませんから、やめようとは思いつつも良い結果が出るまで何度も占いをしてしまうのです。

自分に自信がない

自分に自信がない人は、自分の考え方や行動にも自信がありません。

何かを決断する場面は人生で何度もありますが、自信がないため誰かに導いてほしくりなります。

「〇〇したいけど失敗したらどうしよう」「どっちが良いのが全く分からない」など考え、正解を求めて占い師に相談します。

電話占いに依存している人は、「占い師の言うことが正解」だと考えているので、止めたくても止められません。

正しく物事を見ることができず、自分自身に自信がないので助けを求めている状態。

占い師は「〇〇した方が良い」などハッキリと断言することが多いので頼りになる存在でもあります。

そのためつい頼ってしまい、占い師の言うことを鵜呑みにして行動をしてしまうのです。

電話占いをやめる方法

電話占いサイトから退会する

電話サイトに登録しているといつでも気軽な気持ちで占いをすることができます。

占いサイトは深夜でも営業していますし、24時間体制で占いができるサイトもあります。

だからこそ、依存をやめたいのであればサイトを退会するようにしましょう。

電話占いサイトの多くは登録制です。

登録していないと利用することができないので、まずは退会しましょう。

退会しても「やっぱり占いをしよう」と思うこともありますが、入会には登録が必要です。

氏名や住所など個人情報を入力していくなど手間がかかるので、実際に占いをする前に冷静になることができます。

依存から抜け出したいのであれば、ポイントなどが残っていても退会してしまいましょう。

違う趣味を見つける

占いに依存している人は、自分が抱えている悩みで頭がいっぱいになっていることが多いです。

自分の世界に閉じこもって現実から逃げていることも多いので、新しい趣味を見つけるのがおすすめです。

映画を見る、旅行に行く、手芸をする、絵を描く、漫画を読む、アウトドアやスポーツに挑戦してみるなど、趣味は何でもOK。

外出するような趣味の方が気分転換ができますが、インドアの人は家の中でできる趣味でも構いません。

趣味をもてば悩み事を考えている時間も減るので、自然と依存状態から抜け出しやすくなります。

身近な人との時間を増やす

依存を止めたいのであれば、友達や家族などの周りにいる人との時間を増やすようにしましょう。

電話占いに依存している人は視野が狭くなっており、自分だけの世界に入り込んでしまいやすいです。

身近な人と関わることで世界が広くなりますし、人と関わると刺激もありますよ。

いきなり新しい友達を作るというのは難易度が高いので、まずは身近にいる人との関係を持つようにしましょう。

会話をする、久々に電話してみる、遊びに誘われたら参加してみるなど。

1人の世界にこもらずに周りの人と関わることで、視野が広がって依存から抜け出しやすくなります。

まとめ

電話占いは便利だからこそ、頼りすぎてしまうと依存してしまうことがあります。

占いは人生の全てではありませんし、自分の言動を決めるのは自分。

占いはあくまで参考程度にとどめるようにしましょう。